講演の趣旨、目的を明確にし、「いつ(日程)」、「どこで(会場)」、「誰のために(対象者)」、「いくらで(予算)」を大軸に企画を立てます。そこから細かい日時や会場、講師などを決めていくことをおススメします。
このページをご覧になっている方は、講演会を開催する予定や講演会に誰かを呼びたいと考えている方だと思われます。現状で決まっている情報を下記に当てはめてみて下さい。講演会を開催するには、下記の5つの要素が必要です。
①目的/テーマ/対象者 ②日程 ③場所 ④講師 ⑤予算
このどれか一つが欠けても講演会は開催できません。講演会というイベントを成功させるためには、企画をしっかり立てることが「鍵」となります。まずは、「講演の目的/テーマ/対象者」を明確にし、「いつ(日程)」、「どこで(会場)」、「誰を(講師)」、「いくらで(予算)」ということを踏まえて企画を立てて行きましょう。
講演会を構成する要素の中で最も内容に影響を及ぼすのが講師選びです。注意をしていただきたいのが、予算をたてずに講師選びを始めるケースです。この場合、選択肢の幅が広がりすぎて講師が定まらず、結果的に正式依頼の時期に間に合わず、依頼まで至れない場合がございます。
講演会開催にかかる費用は大きく4つあります。
①講師の講演料
②講師の交通費(必要な場合宿泊費)
③会場費(設営費や備品含む)
④宣伝費(ポスター、チラシの作成費)
③と④に関しましては、無料で使える施設や費用がかからない場合もあるかと思いますが、上記のような必要経費を計算の上、①②の講演費用にいくら予算が取れるのかをイメージする必要があります。また、見落としがちなのが講師一行の交通費です。基点が東京の場合、会場までの交通費(マネージャーを含め2~3名分、グリーン車やプレミアムシートの利用も考えられます。)が別途必要となります。移動距離や時期によって飛行機代だけで十数万円かかることもあります。そのあたりも事前に調査して予算組みを行いましょう。
目的によっても様々ですが、収容人数や、アクセス、設備(音響照明やスクリーンなど)が会場選びのポイントとなります。集客人数が多く、公共の会館やホテルで開催する場合は、予約が必要となりますので、時間的な余裕を持って会場選びを進めましょう。
また、最寄り駅からのアクセスも集客に大きく影響します。できるだけアクセスの良い会場を選びましょう。音響照明やスクリーンなどの設備がない施設で開催する場合、機材をレンタルする費用や手間が発生しますので、そのあたりもよく吟味すべきポイントです。
開催する日程もイベントの趣旨によって変わってきます。集客を目的とする場合は、土日祝日、社内や学校のイベントなら平日といったように、対象者に合わせた日程や時間帯に配慮した企画をおススメします。
また、講師や会場のスケジュールの都合もありますので、候補日を複数日上げておくとスムーズでしょう。特に、文化イベントが多い秋(10月・11月)の土日は講演会が集中しますので、秋の講演会開催をお考えの場合は、できるだけ早めに準備を始めることをおススメします。
さて、いよいよ講師選びです。
すでに呼びたい講師がいる場合と、いない場合、予算の都合もあるので誰を呼んだらいいのかわからない場合などがあると思います。当社Speakers.jpでは豊富な講師の中から、テーマやご予算に合った講師を無料でご提案致します。直接聞きづらい講演料の調整やスケジュールの確認から、決定後の当日までの段取りまで当社が替わってお引き受けしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
まずは当サイトの講師リストから目的となるテーマ、ジャンルを選び、希望の講師を検索して下さい。複数名いらっしゃる場合、希望順位をつけて電話(03-5798-2800)か問い合わせフォームにてお問い合わせ下さい。※都合によりサイトに掲載していない講師も多数おります。ご希望の講師が掲載されていない場合でもお気軽にご相談下さい。
また、当社サイトでご紹介しているような有名人講師は、大きく分けて講演会をメインのお仕事にされている方と、本業(例えば俳優や医師、大学教授など)が別にあり、会の趣旨とスケジュール、そして予算が合えば出演可能な方とがいらっしゃいます。複数の講演候補に対し、出演可否、予算、スケジュールの3つを摺り合わせる作業は大変です。
気になる講演料金は、講師によりさまざまですが、人気の有名人講師ですと50万円~100万円程度の方が多いようです。女優や俳優、元プロスポーツ選手や監督経験者の方たちは100万円を超える場合が殆どです。また、企業や団体が主催の場合と自治体や学校など公の団体が主催の場合とでは、料金設定が違う講師の方も多くいらっしゃいます。当社では、ご予算とテーマに合った適切な講師を派遣いたしますので、お気軽にご相談下さい。また、ご予算と開きがある場合でもご相談が可能の場合もありますのでまずはお問合せいただければと思います。
ところで、講演時間は60分か90分が基本です。講師によっては120分でも可能な方もいらっしゃいますが、あまり長過ぎても間延びしたり短すぎても物足りなかったりと、来場者の満足度に影響する場合があります。また、来場者のモチベーションが高い場合は、質疑応答の時間を作るとさらに盛り上げる場合があります。予定の時間が90分の場合、最後の20分程度を質疑応答の時間にすると、講師と直接触れ合える機会となり来場者の満足度も高くなります。ただ、まれに質疑応答が不可の講師もいらっしゃいますので、事前にお問い合わせ下さい。